2月7日の状態

   対照区  多様な微生物のコロニーは発生していない。

   ラン菌処理区 処理7日後でラン菌 ハ菌は旺盛な生育繁殖示した。
     腐葉土に関係している多様な微生物が活動する前に、ラン菌 ハ菌が逸早く  
     活動生育を行い優占菌となっている。

     腐葉土における微生物多様性というのは、ラン菌が生息しない場合の
     菌生態系・・・菌社会での知見であり、自然界の地表とは大きく異なるものである。
     地表は好気性菌の世界であり、堆肥、腐葉土に関係する嫌気性菌の活動エリアではない。

     有機農法の微生物知見には大きな盲点があり、疑問がある。
     つまり。家畜の排せつ物には、嫌気性の腸内細菌が生息しており、
     腐葉土、堆肥作りにはこの菌が活動するので醗酵腐敗させている。
     嫌気状態ににして作成している。(高く積んで・・・)
     自然界では・・・枯れ葉が・・・うず高く堆積することはない。
     多くの排泄物が短時間に同じ場所に蓄積することもない。

     自然の山野には「腐敗臭」などない。森林浴が出来るさわやかな風である。
     この風は「木材腐朽菌」が造る風である・・。
      

  試験フラスコの状態
供試材料
  多様な微生物が生息する腐葉土入りの園芸培養土

  ハイポネックス培地 オートクレイブ
  ラン菌(木材腐朽菌) ハ菌

 
 試験方法
   対照区  培養土に殺菌水で懸濁液を作成   300cc フラスコに5cc注入
   処理区  上記懸濁液にラン菌懸濁液を混合した溶液5ccを注入。

 培養条件
   最低温度 5℃  最高温度20℃ 室内静置培養  
著作権所有者  (有) 最上蘭園
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 腐葉土の多様な微生物とラン菌(木材腐朽菌)ハ菌の拮抗試験

suma-to siken90